「こんがお〜!」の挨拶で人気を集めるVTuber甘狼このみ。

キャラクターデザインからLive2Dまで自分で手掛ける完全セルフ受肉VTuberとして知られ、2022年に活動開始。

2023年には自ら事務所「ミリプロ(Million Production)」を設立し、個人勢から急成長を遂げました。

登録者や再生数も急伸し、人気の高さから

「中の人は誰なのか?」

という話題も注目されています。

この記事では、甘狼このみの中の人や前世の正体、そして顔バレと炎上理由やイラストなどを中心にお話していきます。

甘狼このみの中の人の正体

セルフ受肉を手がける技術力

まず「セルフ受肉」という言葉から説明しますね。

VTuberは通常、イラストを描く人(キャラクターデザイナー)と、そのイラストを動かすモデルを作る人(モデラー)が別々に存在します。

しかし甘狼このみの場合、その両方を自分ひとりでこなしています。

しかもクオリティが本当に高い。

一般的に、Live2Dのモデリングは専門的な技術が必要で、プロのモデラーが数週間〜数ヶ月かけて仕上げる作業です。

それをイラストと並行して自分でやってのけているわけですから、普通の器用さではありません。

後輩VTuberのモデルまで手がけていることを考えると、プロとしての技術力は間違いなく本物だと感じます。

このレベルの技術を持っている人物なので、中の人はVTuber以前から何らかの形でイラストやデジタルアート制作に携わっていたと考えられます。

配信スタイルや声質から推測される活動歴

次に、声についても気になりますよね。

マシュマロ(匿名質問サービス)でボイスチェンジャーの使用を問われた際、本人は明確に「使っていない」と答えています。

つまり、あのふんわりとした甘い声は地声ということになります。

また配信を聞いていると、テンポのいいトーク術、落ち着いた編集センス、場を盛り上げる技術など、「配信慣れ」を感じさせる部分があります。

これらの要素から、中の人はVTuberデビュー前から何らかの形で配信や動画活動をしていたのでは、と推測するファンも少なくありません。

ただし現時点では、具体的な前世アカウントや旧名義は一切浮上していません。

甘狼このみの前世の活動がない理由

「前世(ぜんせ)」とは、VTuber界隈で使われる独特の言葉です。

VTuberになる前に、別の名義で活動していた過去の姿のことを指します。

甘狼このみさんの場合、2020年6月からpixivでイラスト投稿を開始していたことが分かっています。

この頃からVTuberのファンアートを描いていたとのことで、

「VTuberさんのモデルを作るようなイラストレーターになりたくて、それなら自分がなっちゃえばいいや」

という言葉が、当時の心境をよく表していると思います。

ただ、このpixivアカウントについても、本名や前世との紐づけができる情報は公開されていません。

特定の前世が浮上しない理由として考えられるのは、VTuber以前の活動が個人の趣味の範囲に留まっていた可能性が高いからです。

美術大学に通っていた頃にお絵描きを続けていたという経歴から、

「学生イラストレーターがそのままVTuberとしてデビューした」

というパターンに近いと考えられます。

プロとして広く知られる前世活動がなければ、特定につながる情報が存在しないのも納得できますよね。

甘狼このみの中の人の顔バレや年齢

甘狼このみの「顔出し」や「実写」情報

「甘狼このみ 顔バレ」で検索すると、いくつかのYouTube動画やTikTok動画がヒットします。

実はこのちゃん本人が、TikTokでわざと

「甘狼このみの正体バレちゃった!」

というタイトルの動画を投稿していることがあります。

ですが当然ながら、そこに本人の素顔は映っていません。

これはいわゆるネタ動画で、ファンとのお遊びみたいなものです。

こちゃん自身も笑いながら楽しんでいる感じが伝わってきて、むしろそのノリが愛おしいんですよね。

現時点で私が調べた限り、信頼できる形での顔バレ画像・素顔情報は一切存在しません。

本人も顔出し活動はしておらず、今後も積極的にしていく予定はなさそうです。

甘狼このみのプロフィール

公式で確認できるプロフィールは以下の通りです。

項目内容
誕生日2月14日 (バレンタインデー)
身長150cm (耳・ヒール込み)
好きなものチョコレート、博多とんこつラーメン
趣味お絵描き、ゲーム、野球観戦 (北海道日本ハムファイターズ)
ファンネームこのっ子
所属ミリプロ (Million Production) 0期生

誕生日がバレンタインデーというのがまた絶妙ですよね。

チョコレートが大好きで、甘いものが「甘狼」という名前の由来にもなっているというのが、キャラクターとの一体感を感じさせます。

年齢については、公式では

「約2歳(オオカミとしての年齢)」

という可愛らしい表現がされています。

ただ実際のところ、配信の中で好きな飲み物として「お酒」を挙げていることが確認されています。

ということは、少なくとも20歳以上であることは確実だと考えられます。

声の若さや話し方のテンションから、20代前半〜半ばくらいではないかという噂もありますが、あくまで推測の域を出ません。

本名については一切情報がなく、「このみ」という名前の部分が本名からそのまま来ているのでは、というファンの予想はあるものの、真相は不明です。

甘狼このみの「中の人」のパーソナリティ

CLIP STUDIO PAINTのインタビューや、各種メディアの取材記事を読んでいると、中の人のパーソナリティが少しずつ見えてきます。

保育園の頃からお絵描きが好きで、美術大学にも通っていたというエピソードが語られています。

そして、人生の中で「悩んでいた時期」があり、そのときに配信者の動画を観てとても元気をもらったという経験が、VTuberを目指すきっかけになったとのこと。

「自分も誰かにとってそういう存在になりたい」という気持ちが根底にあることが伝わってきて、なんだかとても温かい気持ちになります。

このちゃんの配信を見ていると、視聴者に対して丁寧で優しい印象がありますよね。

そのルーツには、こうした実体験が息づいているのかもしれません。

麻雀を趣味にしていることや、北海道日本ハムファイターズの熱心なファンであること、博多とんこつラーメンのハリガネ(麺の極細硬め)が好みということも配信で語っており、ラーメンのこだわりがなかなかマニアックで面白いなと思いました(笑)。

甘狼このみの炎上

検索候補に出る「炎上」の出所は?

Googleで「甘狼このみ」と入力すると、サジェスト(検索候補)に「炎上」という言葉が表示されることがあります。

これを見て

「え、何かやらかしたの?」

と不安になるファンの方も多いのではないでしょうか。

私も最初に見たとき、正直ヒヤッとしました。

調べてみると、炎上の主な発端として挙げられるのは、Discordを利用したファンコミュニティの運営にまつわる議論です。

コミュニティの規約が比較的厳しかったこと、そして規約違反と判断された際の対応が一部ユーザーに「一方的・不透明」と受け取られたことが、SNS上での議論につながったとされています。

また、いわゆる「囲い」と呼ばれる一部の熱心すぎるファンによる問題行動が表面化し、それがこのちゃんのイメージに影響したという見方もあります。

ただしこれは大きな炎上事件ではなく、ネット上での議論や誤解が積み重なった結果、「炎上」というワードが広まったと考えられます。

甘狼このみの活動休止やトラブルの有無

実際のところ、甘狼このみさんの活動を振り返ってみると、長期的な活動休止やスキャンダルの報告はありません。

デビューから現在に至るまで、コンスタントに配信を続けており、2023年は特に驚異的なペースで登録者数を伸ばしました。

2023年1月に登録者1万人を達成してから、わずか数ヶ月で10万人・20万人・30万人と駆け上がっていった軌跡は、異例の成長スピードです。

2024年4月にはMSIノートPCのイメージキャラクターに起用され、ファミリーマートやローソンとのコラボも実現しています。

「炎上VTuber」という評価を受けていたら、こうした企業案件は実現しないはずですよね。

実績を見る限り、甘狼このみさんはとてもクリーンな活動を続けているVTuberだと私は感じています。

このっ子との信頼関係と現在の評判

甘狼このみさんのファンネームは「このっ子」といいます。

このっ子たちのこのちゃんへの愛情は本物で、配信のコメント欄はいつも温かい雰囲気に溢れています。

2025年1月25日に行われた3Dお披露目ライブでは、ホロライブ所属のアキ・ローゼンタールや火威青もお祝いに駆けつけるなど、業界を超えた信頼関係が築かれていることが伝わってきました。

2024年・2025年と2年連続で『ちゃお』の好きなVTuberランキング2位というのも、幅広い世代からの支持を物語っています。

「炎上している」というイメージとは真逆の、愛されVTuberとして今も活動の幅を広げ続けています。

甘狼このみのイラストレーターとしての顔

クリスタを駆使したメイキングの魅力

甘狼このみさんのお絵描き配信を支えているのが、CLIP STUDIO PAINT(通称・クリスタ)です。

クリスタはプロのイラストレーターや漫画家にも広く使われている、デジタルイラスト制作のソフトウェアです。

独自のブラシ設定やレイヤー管理の方法など、このちゃん独自の使い方を配信でリアルタイムに見せてくれます。

「どうやったらあんなにかわいく描けるの?」

と視聴者が思わずコメントしてしまう技術が、惜しげもなく公開される。

これがお絵描き配信の大きな魅力のひとつですね。

CLIP STUDIO PAINTの公式インタビューにも起用されているほどで、そのクリスタ使いとしての実力は折り紙付きです。

1枚のイラストにかける時間はおよそ10時間〜25時間。

その丁寧な制作スタイルからは、作品への真摯な向き合い方が伝わってきます。

セルフプロデュース術の裏側

このちゃんがインタビューで語ってくれた「かわいい」イラストを描く秘訣の中で、私が特に印象に残ったのがこの言葉です。

「おめめのハイライトを入れる時がいちばんかなぁ。

難しくないのに急に雰囲気を変えることができるので、楽しいなぁと思ってます!」

確かに!と膝を打ちました。

目に光を入れるだけで、生き生きとした表情になりますよね。

さらにこんな言葉も印象的でした。

「たくさんの人にかわいいと思ってもらえるお顔と、自分がかわいいと思うお顔ってちょっと違ったりすることもあるので、絵を描く人にも描かない人にも、なるべく多くの意見をもらって、みんながかわいいと思うお顔を目指していくのがいいなって最近感じてます。」

この姿勢、すごいと思いませんか?

自分の好みだけで描かず、多くの人の視点を取り入れようとする姿勢は、まさにクリエイターとしての成熟を感じさせます。

もふもふ感の出し方については

「手数(てかず)かなって思います。

いっぱい描き込めばそれっぽくなるので!

描き込むときは、薄い影をいっぱい重ねるように意識してます。」

とのこと。

地道な積み重ねが、あの極上の質感を生み出しているんですね。

セルフプロデュースの観点から見ても、自分のキャラクターデザインを自分でできるというのは圧倒的に有利です。

気に入らなければすぐ直せる。

新衣装も自分のイメージどおりに作れる。

VTuber活動とイラスト活動が完全に一体化しているこのちゃんのスタイルは、唯一無二のものだと思います。

2024年11月にはKADOKAWAから初書籍

「完全セルフVTuberが教える!一瞬で”かわいい”が作れるイラスト術」

を発売し、現在6刷2万部を突破するベストセラーになっています。

2025年11月には待望の第2弾

「完全セルフVTuberが教える!もーっと!一瞬で”かわいい”が作れるイラスト術 実践編」

も発売され、さいとうなおき先生との特別対談も収録されてるとのことです。

「あの可愛い絵を描けるようになりたい!」というファンにとっては、もはやバイブルのような存在ですね。

後輩のデザイン・モデリング担当実績

甘狼このみさんのすごさは、自分自身の活動だけではありません。

自ら設立したVTuber事務所・ミリプロに所属する後輩たちのキャラクターデザインやLive2Dモデリングまで担当しているのです。

確認できる担当実績は以下の通りです。

– 音ノ乃のの(ミリプロ1期生)のキャラクターデザイン・Live2D

– あくび・でもんすぺーど(ミリプロ2期生)のキャラクターデザイン・Live2D

– 音ノ瀬らこ(ミリプロNova)のVイラストとLive2D

– ゆらぎゆら(ミリプロNova)のVイラストとLive2D

ミリプロのメンバー全員が、このちゃんの手によって生み出されたキャラクターという事実は、本当に驚異的です。

「ママ兼パパ兼社長」という三役をこなしながら、78万人超のチャンネルを運営しているわけですから、そのエネルギーと実力はまさに桁外れ。

YouTubeやXの配信・投稿を見ていると、後輩への愛情もひしひしと伝わってきて、事務所全体としての温かさも感じられます。

ミリプロという事務所が「箱推しファンが多い」と言われる理由のひとつには、0期生であるこのちゃんが各メンバーのデザインから丁寧に関わっているというのも大きいのかもしれません。

まとめ

甘狼このみの中の人(前世)の正体については、現時点で具体的な情報は一切公開されておらず、特定の前世も浮上していません。

美術大学出身で、2020年6月からpixivでイラスト活動をしていたことは分かっており、性別は女性、年齢は20代と考えられます。

顔バレについては、信頼できる情報はゼロで、顔出し活動もしていません。

炎上については、ファンコミュニティの運営をめぐる一部の議論はあったものの、大きなスキャンダルや活動休止とは無縁のクリーンな活動を続けています。

イラストについては、KADOKAWA書籍が6刷2万部を突破するなど、その実力は業界でも高く評価されています。

完全セルフ受肉という唯一無二のスタイルで、これからもさらなる進化を遂げていくこのちゃんの活躍が、本当に楽しみでなりません。